別れは突然 〇〇も突然 2020年8月広島旅行⑧

2020年08月① 広島旅行
スポンサーリンク

 

 

 

当初の目的である広島で広子と美味しいご飯を満喫したのでした。

 

  

 

 

 

 

 

2日目夜 広島市内にて

 

  

 

美味しい夕食を楽しんだリキと広子は、楽しい気分でお店を後にして少し街中を歩きます。

リキ「お腹いっぱいだね」

広子「久しぶりに美味しいものを食べて、大満足」

 

 

 

 

 

 

リキ「少し飲みながら、のんびり話せるお店とか行きたいね」

広子「どこかあるかなぁ?なんだかんだお店があんまり開いてないからね」

そんな風に歩きながら話していると、ふと目に入った看板がありました。その看板に書いてあったのは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

『シーシャバー』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シーシャと言えば・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

シーシャジャンキー

KOO!

 

 

最近は外国へ行く機会もないので、なかなか会う機会もありません。

いつもの如くシーシャを楽しんでいるのでしょうか?w

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな今は亡き?w

KOOさんの姿が一瞬頭によぎったところで

リキ「おっ?シーシャバーとかあるんだ。こことかどう?」

広子「シーシャって何?」

リキ「水タバコだね」

広子「吸ったことないから、別にここでもいいよ」

そんなわけでシーシャバーへ入ってみることにします。

 

 

 

 

 

 

 

知らない土地のバーなので恐る恐る入ってみると、カウンター10席ぐらいのお店。スタッフさん2人とお客さんは4人ぐらいで、なかなか良い感じの雰囲気です。

スタッフ「いらっしゃいませ、こちらどうぞ」

適度な間隔の場所へ案内されて座り、早速シーシャを見せていただくことにします。

 

 

 

 

 

 

 

 

リキは1人ではシーシャとか行くこともなく、日本国内でも外国でも基本的にはシーシャジャンキーKOOさんと一緒に行ってました。

だからシーシャのフレーバー(味)については、全部KOOさん任せw

そんな感じだったので、もちろん・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広子「これってどれがオススメなの?」

リキ「う~ん、アップルミントだったかな?」

味とか全くわかんねぇwww

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず、スタッフさんに色々フレーバーを並べて、試しに軽く匂いを嗅いで選ぶことにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広子「凄いたくさんフレーバーはあるんだね」

リキ「これをミックスしたりするのもあって、なかなか楽しいよ」

色々嗅いでみて、結局ピーチ味とかにしたような気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シーシャの準備ができるまでドリンクを注文して待ちます。

外国ビールがギネスしかなかったので、久しぶりにギネスビールで乾杯

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リキ「広島での生活はどう?」

広子「だいぶ慣れてきたかな?」

リキ「広島へ来てどれぐらいになる?」

広子「もう5年ぐらいかな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

広子と知り合ってから早いもので5年以上の月日が流れ、そしてなぜか広島の地で2人で再会。

リキ「まさか広島でこんな風に2人で飲む日が来るとは、昔は想像もしなかったよ」

広子「ははは、たしかに変な感じだねw」

 

 

 

 

 

 

大阪にいた時は2人でゴハンなどには行ったこともなく、何人かでゴハンを食べたうちのお互い1人だった感じ。一応連絡先は知っていたけど、数回しか連絡をしたことがないような関係。

ただ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リキは広子のことを

「なかなか良い子だな」

と気になる存在ではあったのでした。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、当時広子にはたしか彼氏がいたのでそこまでガツガツと仲良くなりたいわけでもなく、一緒にいる空間で楽しく遊ぶような関係だったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5年前のある日 大阪

 

 

 

 

 

 

リキと広子を含めて数人で遊ぶことが時折あった大阪の日々。

この日はリキが連れて来た女の子が飲みすぎて、少し1人でハイでめんどくさい状況になりました。

 

 

 

 

 

 

女の子「リキ!もっと飲もうよ」

リキ「はいはい、もう飲むのやめとけ」

女の子「えー、なんで?もっと飲みたい」

1人だけこんな感じで周りに迷惑をかけかねない状況だったので、連れて来たリキは責任を感じて先に送って行くことにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

リキ「あれ?広子は席を外してていないのか。残念だけどまた今度ゆっくり話そう」

そう思って酔っぱらった女の子を連れて、この日は先に帰ったリキだったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

5年前のある日の2日後 大阪

 

  

 

 

 

 

前回一緒に遊んだ友人に誘われて、また何となく集まることになったところで

リキ「前回は連れて来た子が酔っぱらってごめん」

友人「ははは、めちゃくちゃ酔ってたねw」

リキ「本当に送るの大変だった・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな話をしながら周りを見てみると、広子の姿が見えません。

リキ「あれ?今日は広子はいないの?」

友人「え?リキ知らないの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

友人「広子は彼氏と一緒に広島へ引越したよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだって!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リキ「え?そんなの聞いてない・・・」

友人「なんか急に決まったみたいで、順番には言ってたみたいなんだけどね」

リキ「・・・」

まさかの話に言葉も出ません。そしてすぐに頭に浮かんだのは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんであの日、あのまま帰ってしまったんだろう」

また今日も仲の良い友人たちで遊ぶ

そんな日が続くと思っていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんでリキには言ってくれなかったんだ?」

自分では広子とはよく遊んでいて、仲も良いつもりだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼氏がいたので2人で遊ぶ仲ではなかったけど、それなりに付き合いも長かったリキと広子。

だから余計に何も言わずに広島へ行ってしまった広子に、ショックを受けていたのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時は戻り、広島シーシャバーにて

 

 

 

 

 

リキ「あの時は本当にショックだったんだからな?」

広子「ははは、ごめんごめん」

リキ「けっこう仲良かったつもりだったから、『え?』ってなったわw」

広子「おかしいなぁ?リキには言ったつもりだったんだけどな?w」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな昔話をしながらお酒を飲んでいると、シーシャの準備ができたようです。

リキ「おぉ!久しぶりのシーシャで、ドキドキするな」

広子「へ~、こんな感じなんだ」

リキ「吸ってみる?」

広子が吸ってみると・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

広子「ゴホッゴホッゴホッ・・・」

リキ「ははは、焦らずにゆっくり長く吸えばいいよ」

広子「こうかな?」

そういって2回目はうまく吸って、煙をモコモコと出している広子

 

 

 

 

 

 

 

リキ「おぉ!うまいうまい」

広子「なかなか煙だすの難しいね」

2人で煙を出す姿を笑いながら、シーシャを楽しむのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リキ「しかし、もう広子とは会う機会もないと思っていたよ」

広子「全然連絡もしてなかったもんね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

別れは突然でしたが、再会も突然だったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ と が き

 

 

 

 

 

何となく話の流れ的に、広子とリキの軽い昔話を挟んでみました。

若干恥ずかしくもありますが・・・

 

 

しかし、けっこう仲が良かったつもりなのに、突然引越したらショックは大きかったですね。広子に話したら「ごめんごめん」って笑っていましたがwww

 

 

 

広子との昔話はもう少しだけ続きます。

リキの心理描写がうまく伝わればなぁと思いながら、書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

コメント